脂肪吸引の施術を受ける際、全身麻酔をするの?麻酔方法について解説!
範囲が狭いときは局所麻酔
二の腕のみ、太もものみ、ふくらはぎのみという感じで、気になる部位を脂肪吸引するということもありますよね。
部分痩せとも言われており、手軽に施術を受けることができます。
この場合、患部の痛みを和らげればいいため、全身麻酔をする必要はありません。
基本的には、局所麻酔をすることになるでしょう。
注射で麻酔薬を注入し、患部の鎮痛するという形です。
身体的の負担が少ないため、日帰りで施術を受けられるのがメリットになります。
しかし、施術中に意識があるため、痛みが出ることを想像してしまう可能性があります。
不安が大きくなりやすい人は、注意が必要かもしれませんね。
複数の部位の施術は静脈麻酔
お腹周り、二の腕、太ももなど部分痩せをしたいけど、気になる部位が複数あるというケースも考えられますよね。
その場合、意識がある状態で施術を受けるとなると、不安が大きくなりやすいです。
身体的な負担を考慮すると、局所麻酔では対応できないこともあるでしょう。
複数の部位の施術する場合、静脈麻酔で対応することが多いです。
点滴で麻酔薬を注入し、眠った状態で施術を受ける形になります。
目が覚めたときは、施術が終わっているという感じですので、こちらの方が安心できるかもしれませんね。
ただ、回復のスピードは個人差があります。
一定時間かかるかもしれないことは頭に入れておきましょう。
全身の脂肪吸引は全身麻酔
上半身から下半身まで、すべての部位がたるんでおり、全身の脂肪吸引を希望している人もいるでしょう。
範囲が広くなるほど、施術時間も長くなりますので、局所麻酔や静脈麻酔では対応できない可能性が高いです。
全身の脂肪吸引を行う場合、全身麻酔で対応することが多いです。
眠った状態になるだけでなく、呼吸も止まりますので、麻酔器と人工呼吸器が必要です。
目が覚めたときは、施術が終わっているという感じですが、回復までに時間がかかります。
従来の生活に戻れるのも、一定時間かかりますので、その辺りを考慮しなければいけません。